3LDK・庭付き一戸建ての借家暮らし
できるだけ不用品を持たない暮らしを心がけ、一年に一回、使わなくなったものや不用品を処分することにしていますが、これがなかなか大変です。
時には処分する・しないで親子喧嘩になるときもありますが、あきらめず毎年しっかりと持ち物を整理し続けないと家の中が使わなくなった物に支配されそうになります。
それに去年まで必要と思っていたものでも、今年には必要がないものが必ず出てくるため、必ず大量の不用品がでてきます。
- 今年は絶対に捨てると決めたもの
- ちょっとだけ捨てるのを迷っているもの
- 絶対に残しておくもの
この3つに持ち物を仕分けすることからスタート
捨てる決心がついたものから潔くゴミ袋にポイポイとしていきます。
でも、こだわりが強すぎて何年たっても捨てられないものがあるため、なかなか理想の「物を持たない暮らし」に近づくことができません。
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袖を通さない着物、私にとってこれだけは処分できない
今年は思い切って服も靴もかなりの量を処分しました。
CD・本・ゲームソフトはブックオフに持ち込みました。
卒業アルバムは処分し、本当に残しておきたい写真だけ残しました。
家族の中ではかなり思いっきりよく不用品を仕分けることができる私ですが、どうしても処分できないのが『着物』
10年ほど前、友達との食事や飲み会、旅行にも着物に袖を通すほど大好きでした。
20代前半に癌のため亡くなってしまった叔母の形見の着物や、母のお気に入りだった紬など、裄を直し、八掛を変えました。
それだけでは満足できず、リサイクルショップでお気に入りの着物や帯を見つけて購入し続け、タンス一棹がいっぱいです。
この数年は、娘が着付けの勉強のために着物に袖を通したくらいで、ほとんどタンスの肥やし状態です。
でも、毎年虫干しのためタンスの中から一枚一枚だし、広げてみるたびにワクワクする着物は、なかなか断舎離することができません。
ゲームオタクとジャニオタ、集めたお宝グッズを手放せない
息子は小学生からずっとゲーム&アニメオタク。
娘は小学生高学年からジャニオタ
子供の好きなものに口出しはしたくはないのですが、この2人、現在一緒に生活していないのにグッズ類は実家に置きっぱなし
離婚調停中、旦那に見つからないように家を出るときにも、オタクな2人のグッズ類が多すぎて大変でした。
なかなか処分できない宝物のグッズ類
親が何度も処分しろと言えば「大事なものだから無理!」と母子で大喧嘩が始まってしまいます。
過去に大量の雑誌を私が無断で処分し、母娘で殴り合いの喧嘩になったことがあります。
こだわりが強すぎる子供達の持ち物を減らすのはなかなか難しいものです。
*お盆休みにやっと娘がジャニーズグッズを売る手続きをしてくれて、押し入れが一段スッキリさせることができました!
あとは息子がゲーム類を処分してくれればいいんですが、息子のほうがこだわりが強すぎて、こちらはもう少し時間をかけないといけないようです・・・
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物がない時代を生き抜いた親が捨てられないもの
70代後半の母、今回はかなりの量の服を処分してくれました。
何年も着ていない服も「そのうちに着るかもしれない」とか「これ、流行がないから」とか、なにかと理由をつけては処分できなかった衣類
終活を意識しだすようになってからは、身に着けるものは出来るだけ処分することに抵抗が無くなってきたようです。
しかし、物がない時代を生き抜いてきた人ですから、すべての物を断舎離することはできません。
一番捨てられないものは台所周辺のグッズ類
- テフロン加工がはがれてしまったフライパン
- まったく使わなくなってしまった中華鍋
- いつ使ったか記憶にない食器類
それでも少しずつ処分する努力はしているんですが、絶対に捨てたくないものがあります。
それは、娘である私が結婚するときに準備した食器類です。
たち吉で5客セットで揃えられた食器。
今の生活や好みに合わないため、まったく使っていません。
どうにかして処分したいものの、食器は割れるまで使い続ける主義の母にとって、無傷のまま捨てることはどうにも許せないようです。
こだわりが強いものほど”ゆっくり”と捨てるか捨てないかを決めよう
人はそれぞれにこだわるものがあり、それは家族であっても勝手に捨てることはできません。
こだわりが強いものほど処分しろと言われると捨てたくないものです。
そこで、我が家が始めた断舎離方法は、毎年必ず持ち物をひっくりかえして見直すこと。
すると不思議なことに去年は捨てたくなかったものでも、今年はサヨナラすることができるものが出てくるものです。
息子はゲームソフトや漫画・カード類を今年はかなりの量を処分しました。
娘はジャニーズのグッズ類を買い取りにだし、実家に置いたままにしてあった衣類を全て処分しました。
母はセット物の食器は捨てることはできませんでしたが、フライパンや鍋は半分捨てることができました。
子供達や母が手放せないものを少しずつでも処分する中、私だけが今年も着物や帯、小物類を1つも処分できないままです。
タンス一棹に詰まった着物を手放すことなく、憧れの「物を持たない暮らし」に少しでも近づくためには、、新しく物を増やさない知恵こそ必要なようです。