どんなにつらくても、笑っていればいいことがあるさ♪
母子家庭で生活がどんなに苦しくても、病気で入院していた時も、つねに母が言っていたのはこの言葉
良いことも悪いことも、心の中や言葉で呪文のように繰り返すと、本当に現実になっていくのを50代の今ものすごく実感している私
そして、思い続けること言葉にすることが、どんな結果を生むのかしってしまった20代の娘
もしも今、あなたが愚痴ばかりを”つい”つぶやいてしまう癖があるのなら、ちょっとだけ私の話を聞いてください。
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悪いことほど確実に現実になるって知ってた?
ほんと、悪いことって現実になりやすいんですよ。
それを超実感したのが私の離婚
見合い結婚して、息子が生まれたころまでは平和だった私の結婚生活
でも、育児から逃げ、姑の攻撃から嫁を守らず、仕事に行きたがらない旦那にほとほと嫌気がさし、「このままずっと一緒に年を取るなんて嫌だ!!」と真剣に思いだしたのが結婚生活18年が過ぎてから
別居?離婚?別れて暮らすにはそれ相応の理由が必要
そこで、暇があれば想像していたのが「浮気でもしてくれれば離婚理由ができるのに」
友達とランチ中もぐちぐちと話題にし
母との会話中にも”つい”言葉にしてしまう
「浮気でもしてくれれば」「慰謝料は家を売ったお金をお貰えばいい!!」
そんなことをブツブツと1年半ほどつぶやいていたら、本当に旦那は浮気をし、慰謝料と養育費は家を売却したお金でくれるという結果に!!
いや~もう、旦那お浮気が発覚したときには、女友達も「念願かなって、これで離婚できるじゃない!」といったほどですから、どれだけ私は言葉にして吐き出していたのか・・・
このときほど悪いことほど思いが強くなるのだと実感したことはありません。
素敵なことは現実になるまで時間がかかるの
最悪だった旦那の浮気
どうしようもないほど旦那に振り回された離婚調停
悪いことを考えすぎた罰だと本当に思いました。
それでも、泣いても怒っても人生の進む方向を決めたのは私自身です。
離婚をしようと決めたら、心の中がザーザーの雨降りでも、とにかく口角を上げ笑顔を作って思いついたことを片っ端から始めてみることです。
でも、素敵な想像はなぜかなかなか現実にはなっていきません。
そもそも私一人の稼ぎで子供を養い生活ができるという成功体験がないからなのか
「やるから!」「きっとうまくいくから!」という言葉には、どこか「ウソウソ、うまくいきっこない・・・」という、情けない気持ちがあったのでしょう。
だから離婚後4年間は、もうどこまで落ちるのかわからないような生活になっていきました。
それでも一緒に暮らす母は「きっと幸せになれる」「自由になれたんだから大丈夫」と私を励まし
娘や息子は「50代でも諦めたらだめ!少しずついいほうに向かっているははずだから」と笑ってくれました。
そんな、子供や母の前で愚痴をこぼすわけにはいきません!
どんどんと空っぽになる通帳をみても無理やり笑顔を作り、車の運転中や散歩中、空に向かって「今の生活をありがとう」と馬鹿みたいにつぶやきました。
今思えば、かなりアホなことをしていたいと思います。
最初は「お金に不自由しない」ってことばかり考えていましたが、なぜか徐々にお金のことなんか忘れて、とにかく「今が一番いい!!」「毎日ホッとする!」を口にし続けました。
離婚して7年たった今も借金は残っていますが、どうにかこうにか家族全員でホッとした生活を送れるようになり、涙が流れる日はなくなっていきました。
最悪なことは1年半ほどで叶ったのに、ホッとする生活を手にするまでには7年ほどかかったのを考えると、人は最悪なことのほうが真剣に想像しやすいみたいですね・・・
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思いや言葉は現実になる!だから素敵なことを優先して思って生きていきたい
私の離婚や離婚後のぐちゃぐちゃになってしまった生活を見続けてきた娘
彼女が母親の姿で学んだのは、不幸せになってしまった自分を想像しないことです。
もちろん、いくら楽天家に見える娘でも生きていくうえでの最悪なことは想像をします。
ときには言葉にだって出すこともあります。
でも、最悪なことを思い続け言葉に出すことの結末を、親の離婚騒動で嫌というほどわかってしまったようです。
自分の人生が出口のない迷路に迷い込まないためにはどうしたらいいのか?
とにかく口角を上げ今の自分がホッとする場所で生きていることを実感し、良い未来を想像して生きていくこと
そんなことを親子でふと話してみた土曜の午後でした。