愛知県民の大好きな食べ物「小倉トースト」
朝から「あんこ」を食べる生活は当たり前で、自宅でも「あんこ」を作って冷凍庫に小分け保存
それに、50歳過ぎてから洋菓子は苦手になってきたけど、和菓子は毎日食べても飽きないほど大好きになりました。
和菓子って「つぶあん」と「こしあん」で好みが分かれますよね?
我が家では愛知県民らしく、朝食のパンには「粒あん」が欠かせないほどの粒あん派ですが、息子と娘は「こしあん派」のため和菓子を購入するときには頭を悩ませます。
ダイエット中でも食べてもOKなイメージのある和菓子ですが、粒あんのほうがカロリーが高いという噂も・・・・
さて、ダイエット中&肌の衰えが気になる私の美と健康に効果的なのはどっちの「あんこ」なのか?
ちょっと調べてみました。
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粒あん・こしあん、カロリー控えめなのはどっち?
ダイエット中の息抜きに食べるスイーツ、少しでもカロリー控えめなほうがいいですよね?
和菓子は洋菓子よりも太りにくいと思って「大福」や「お饅頭」「おはぎ」なんかについ手が出てしまいますが、粒あんとこしあんではカロリーも違ってくるんです
食品成分100g あたりのカロリーは
- こしあん155kcal
- つぶあん244kcal
粒あんvsこしあん、カロリー控えめ本当はどっち?
皮をそのまま使う粒あんのほうがカロリー自体が高くなってしまうようなんです。
でも、本当にそうなのか粒あんとこしあんを販売しているメーカーのカロリー表を見て確認してみましょう
参考にしたのは「あずきバー」で有名な井村屋さんの「謹製こしあん」と「謹製粒あん」です。
- こしあん・261kcal/100g
- 粒あん・253kcal/100g
そうなんです、じつは一般的にカロリーが低いといわれている「こしあん」は砂糖を加える前のカロリーだったんです。
製造法の分類では、砂糖を加える前の小豆をゆでたものを「粒あん」「こしあん」といい、砂糖を加えたあとのものをすべて「小倉あん」と分類しているそうです。
製造法による分類
- 甘味豆餡
- つぶあん(粒餡) - 小豆をなるべく皮を破らないよう裏ごし等をせず豆の形を残した餡。柔らかく煮上げて渋を切り、その生餡に甘味を加えて練り上げる。
- つぶしあん(つぶし餡) - 小豆を潰すものの豆の種皮は取り除かないもの。
- こしあん(漉し餡) - 小豆を潰し布等で裏ごしして豆の種皮を取り除いたもの。
- 小倉あん - つぶし餡やこし餡に蜜で煮て漬けた大納言を加えて加工したもの。煮崩れしにくい大納言種の小豆の粒餡と粒の小さい普通小豆のこし餡を混ぜたものが本来の小倉餡である
引用元:wikipediaより
そうなんです。
「つぶあん」「こしあん」カロリーが低いのはどっち?で探すと、つぶあんがダイエットの味方みたいに書かれているサイトもありますが、そのカロリーは甘みを加える前のもの
各メーカーのカロリーをみても、「粒あん」と「こしあん」ではあまり大きな差はないので、あんこのカロリーだけで考えれば好きなほうを選んで食べればいいと思います。
小豆の栄養価も確認してみましょう
小豆の主成分は糖質とたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2に食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄分などなど
小さな小豆一粒に含まれる栄養成分は、若い女性にも、疲れがたまりやす私世代にもかなり嬉しい食品の一つなんですよね。
ビタミンB1
筋肉内に疲労物質が溜まるのを予防・解消してくれる。肩こりや夏バテの解消に効果がある
強い解毒作用で肝臓でアルコールの分解も助ける
ビタミンB2・B6
皮膚を守る働きで美肌に効果的
サポニン(外皮に含まれる)
脂質の代謝を促進する肥満防止効果
便秘解消効果
老廃物による肌荒れの予防改善効果
利尿効果でむくみの解消に役立つ
ポリフェノール
美白作用、血行促進作用による冷え性改善や代謝アップ効果
鉄分や葉酸
貧血の改善効果
むくみや便秘の解消に美肌への効果、一度に摂れるのは、女性としてはかなり嬉しいものです。
甘いあんこには抗酸化作用も期待できるらしい
小豆の力ってすごいけど、お砂糖を加えて作った「あんこ」を食べると、カロリーも高くなるから、ちょっと心配ですよね
でも、小豆に砂糖を加えることで、抗酸化作用の強いメラノイジンが出来るので、「あんこ」には抗酸化作用を期待できるそうです
そして、「あんこ」を食べると小豆に含まれるビタミンB1が、砂糖と小豆の糖質を分解して、すばやく脳に栄養を届けるんですね。
頭をスッキリと素早く働かせたいときには、「あんこ」を使った和菓子が、かなり効果的みたいです。
残業で疲れている時には「おはぎ」や「大福」は、作業効果を上げるのにも効果を発揮してくれそうです
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つぶあんvsこしあん、結局どっちがおすすめ?
「つぶあん」と「こしあん」カロリーは、そう大きく差がありませんが、美と健康のために意識して食べるなら次のようになります。
こんな方におすすめ
- 鉄分をしっかり摂りたいのなら小豆の実の部分だけをギュッと詰め込んだ「こしあん」
- 少量でも満腹感を得たいなら皮つきだから食物繊維がたっぷりの「つぶあん」
- 便秘気味なら食物繊維が豊富な「つぶあん」
- メタボの解消や悪玉コレステロールが気になるならポリフェノールたっぷりの「つぶあん」
こんな感じで選んでみてはいかがでしょうか?
といっても、食べすぎればカロリーオーバーになってしまいます。
ダイエット中のちょっとした息抜き、毎日の食事で少し不足する栄養素のちょい足しとして「あんこ」を楽しんでください。