私の若いころに比べると、最近では大きな胸の女性が増えてきた気がします。
そのせいなのか、巷では「胸を大きくする方法」とか「豊かな胸になるためのサプリ」など、バスト関連の情報がたくさん！
小さなバストの友人からも「いいな～胸が大きくって」と何度言われたことか。
でも、胸が大きくなっても、いいことばかりじゃないんですけどね。
10代半ばから、だんだんと大きになる胸に悩まされ、今じゃすっかり垂れてしまった私の胸
人にはなかなか言えなない嫌なことも沢山経験してきましたことを、今このブログで告白してみます。
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可愛い下着に縁がない・サイズの合う下着が少ない
ランジェリーショップに並ぶ素敵な下着
胸が大きいと、素敵なレースや素材のブラを身に着けるチャンスが、恐ろしく少なくなります。
今はバストの大きな女性も増えたので、探せばわりと素敵なデザインのものに出会いますが、今から30年以上も前の下着売り場には、味気ないデザインのものしかありませんでした。
日本製のブラサイズではなかなか合うものがなく、海外の下着を扱うお店でどうにかサイズの合うものを探し身に着ける
でも、それは味気ないベージュ色の背中が4段ホックになった、ガッチリしたデザインのブラ
20歳になったばかりの私にとって、なんとも恥ずかしいデザインのブラでした。
あれから30年以上たった今、ランジェリー売り場には、大きなサイズの可愛らしいブラも多くなりました。
とはいえ、大きなサイズでもＤカップを超えると急に数が少なくなり、在庫の確認や、取り寄せなどで、欲しい時にすぐ手に入らないということもあります。
修学旅行前の娘と、新しい下着を買いに行った時も、在庫切れで旅行までに間に合わなかった思い出もあります。
ブラを買うだけでも大変です。
胸が大きいと太って見える・胸の分だけ体重は減らない
今はガッツリ中年太りしてしまった私ですが、20歳のころはほっそりしてました。
それなのに、胸が大きいだけで「太って見える」んです。
ニットを着れば、胸がボ～ンと出るし、シャツのボタンが飛んだこともあります。
肩幅は9号サイズでフィットするのに、胸周りは13号なのでパッと見るとふっくら体型。
痩せたら胸も小さくなるだろうとダイエットを頑張ってみましたが、なぜか胸の肉は落ちず、以前よりも胸が目立つようなった経験もあります。
しかも、どんなにダイエットを頑張っても、胸が小さくならない分、見た目よりも体重が重いです・・・・
会社の定期健診で体重測定をすると、「あれ、見た目よりも体重結構あるんだね」って必ず言われてました。
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肩がこる、ブラの肩紐が痛い！
どんなに頑張ってサイズピッタリのブラを購入しても、なぜか肩紐が肩に食い込みます。
がっちりとブラで胸を支えても、重力に逆らえない胸の重みで、ブラの肩紐が食い込み、夕方になると痛くて肩紐の下にコットンを挟んだこともあります。
しかも、胸の重みでどうしても猫背になりやすく、肩こりが慢性化
姿勢を良くすればいいとは言いますが、体の前面についた大きいな胸の重みを支えるためには、強力な背筋も必要です。
スポーツが大っ嫌いな私の体では、胸を支えるだけの筋力がなく、夕方になると肩こりから頭痛になる日も多く、頭痛薬が手放せませんでした。
揺れる胸が嫌だった
体育の時間、揺れる胸が嫌で、できるだけ大きな動きをしないように変な努力をしてました。
ジャンプする・走る、すると自然に胸は揺れますよね。
揺れるだけなら、人の視線を我慢すればいいだけかもしれませんが、揺れるたびに胸が痛いんです！！
マラソン大会や体育祭の後は、胸が熱っぽくなるほど痛くなるんです。
しかも、痛いだけではなく、うっかりすると恥ずかしい思いもします。
ジャンプしたり、走ったりするとブラから胸がはみ出す・・・なんてトラブルもありました。
大きく体を動かした後は、必ず背中を丸めて胸の位置をチェックしていました。
恥ずかしい思い出がいっぱいです。
セクハラは当たり前！見知らぬ「おじさん」胸を触られた！
最近では「胸が大きいね」とか「ちょっと触らせてよ」なんて、声を掛けられたら「セクハラですよ！」と、ハッキリ言うことができる時代になりました。
でも、私が若かったころには、男性からこんな嫌らしいことを言われても、聞き流すか笑い飛ばすしかありません。
ときには、「あ、ごめん」なんて軽く言いながら胸をタッチするやつもいて、蹴飛ばしてやりたい気持ちを必死にこらえたこともあります。
でも、一番ショックだったのは、高校3年生の時におきた事件です。
帰宅するバスを待っている時に、私の前にいた60代くらいのおじさんが、くるりと振り向いて「大きいおっぱいだね」といった瞬間
両手で私の胸を掴んで触ったんです！！
まだ日も沈まない、数人の人たちが立っているバス停
にやにや笑いながら胸を触るおじさんに、だれも注意をしてくれません。
パニックで頭の中が真っ白、心臓がバクバク、背中に冷や汗がでているのに、声が全くでない。
足ががくがく震えて、乗るはずだったバスに乗ることができなくなってしまった、嫌な思い出です。
胸が大きい女は頭が悪い！
べつに、成績もよくはなかったですし、勉強も好きではありませんでした。
でも、私のことをよく知らない人から、「頭悪いでしょ」と言われる理由はまったくありません。
あの当時は、胸の大きな女は性的なことに関心が高いから胸が大きくなるとか、頭を使っていないから胸だけでかくなるとか、かなりバカにされた記憶があります。
とにかく、胸が勝手に大きくなるだけで、頭が悪い・頭が軽いなんて馬鹿にされるだ根拠は何もありません。
生理の前や生理中、さらに胸が大きくなる
生理の前、生理中は、重たい胸がパンパンに張って、いつもの胸よりも軽くワンサイズは大きくなります。
サイズの合っているはずのブラを着けるのが苦痛になります。
そのため、この時期に合わせて、もうワンサイズ上のブラを用意しなくてはいけません。
しかも、胸が揺れるたびに張った胸が痛むので、一か月のうち約10日間ほどは、痛みと重みで気分がかなりブルーになります。
できることなら、胸が張っていたくなるときは、仕事も学校も行きたくありませんでした。
胸を締め付けるブラから解放される生活が望みでした。
でも、そんなことは許されるはずもなく、痛みをこらえながら頑張るしかなかった辛い思い出です。
授乳中、軽く2カップ大きくなる自分の胸にゲンナリ
子供を産み、授乳が始まると、まるで自分の胸がもう一個上に乗っているような気分になるほど、胸がパンパンに大きくなります。
ブラのサイズがＢカップだった友人は、「こんなに胸が大きくなるなんて感動したよ♪」と喜んでいましたが、私にとっては絶望でしかありませんでした。
子供の泣き声がすれば胸が張り、子供を抱っこするだけでも胸が張る。
パンパンに張った胸は、今までよりも軽く2カップは大きくなり、授乳ブラさえもサイズはなし・・
最近では、授乳ブラのサイズも増え、もともと胸の大きい人でも困らなくなったようですが、あの当時は本当に下着のサイズにこまりました。
関連記事>>>50代、胸が垂れる・・・バストアップは夢なのか
立派な胸なのに混合授乳なの？と嫌味を言われる
まるでホルスタインのように巨大になった胸
さぞかし、あふれるほど母乳が出るかと思ったら、乳腺が細すぎて赤ちゃんがうまく吸い付けず、早々に混合母乳に切り替えました。
乳腺炎で熱を持った胸を、姑がじっと見ながら「胸が大きくてもね・・・」と言われたり
見知らぬおばさんに、「ママのおっぱいは見かけだけなのね」と言われたり
胸が大きい＝あふれるほど母乳が出る胸
と考える人の多さに、かなりうんざりした記憶があります。
関連記事>>>混合授乳で何が悪い
垂れていく胸にため息が出る
授乳中に、しっかりバストをホールドしていなかった私の胸は、2人目の授乳が終わるころには、かなりしぼんでトップの位置が下がっていました。
胸が大きいのに、トップの位置が下がったら、体が寸胴に見えてしまいます。
そして、年々胸の位置が下がり、50代に入るころには、かなり下がってだらしない形になってしまいました。
子供のころ、おばあちゃんの垂れてしまった胸を見て、ああはなりたくないと思っていましたが、確実にあの胸の形に近づいています。
もう、Ｔシャツ一枚で外出なんて恐ろしくてできません。
まとめ
「胸が大きくってうらやましい」ってよく言われますが、大きくなり過ぎた胸の持ち主は、かなり苦労しているんですよ。
私の娘も親に似て胸が大きく成長してしまって、就活中のスーツ選びも大変でした。
どうしても男性の視線が胸にいくので、年頃の娘としては嫌な思いをしているようです。
そんな娘のために、バストを引き締めるクリームを誕生日にプレゼントしました。
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引き締まるまでには3か月以上使い続けないといけないそうですが、なにもせず悩んでいても胸が小さくなってくれるわけではありません。
セクハラや痴漢に悩み、張って痛む胸に涙した母だからこそ、娘が胸に悩む理由がものすごくわかります。
大きな胸にコンプレックスを抱えているなら、胸を小さくする方法を試してみてくださいね。