先月、喪服姿の女性の団体さんがスタバでお茶をしているのを見かけました。
皆さん、70歳半ばは過ぎているであろうご年配の方ばかり
慣れないスタバでの注文に戸惑いながらも、なかなか賑やかにお茶をされていました。
スタバに喪服姿の団体さんって、なんだか違和感があったのか?
20代の娘は「コメダで喪服姿の団体さんは良く見かけるけど、スタバで見かけるとはびっくりだわ~!!」って笑ってました。
私の住む町では、比較的良く目にする喪服姿の方がお茶をする姿
これって、マナー違反だと冷たい目で見られることを知り、ちょっと驚いています。
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喪服姿でお茶をしたり外食するのは許せる?許せない?
70代男性が喪服姿のまま葬儀後にすし屋で食事をし、お会計を済ませ外に出た後
店内から「塩をまいとけ!」と、すし屋の店主の怒鳴るような声が聞こえた経験から、その後は葬儀後に外食をされるときにはネクタイは外すようにされたそうです。
ただ、ご本人はどうしても腑に落ちなかったのでしょう。
この体験を朝日新聞の2017年5月14日の朝刊に掲載
その後、ツイッターで投稿されると大きな反響になりました。
番組内では喪服姿での外食はありか?なしか?について、街頭インタビューや、番組公式Twitterで「とくダネ!投票」を実施!
結果は、おおむね皆さん「あり!」「問題はない!」そうで、ちょっと驚きでした。
お商売をされていると穢れを嫌う方も多いようですが、今回の店主さんの対応についてはちょっと大人げない気もします。
もしも、喪服姿の方の来店が許せないのなら、「葬儀やお通夜帰りの方はお断り」としておけばいいだけです。
来店してくれたお客様に対して、強くお断りができないのも理解できます。
でも、注文を受け、お金を受け取った後に「塩をまいとけ!」って、商売人としてはとても失礼な人だと思います。
葬儀やお通夜の後、まっすぐ家に帰りますか?
葬儀や通夜後にお店に立ち寄ることについては、以前から知恵袋でもたびたび話題になっているので
マナー違反だ!
べつに気にならない!
それぞれに意見もおありでしょう。
私も若いころは喪服姿でお茶や食事をしている人を見かけると「まっすぐ家に帰ればいいのに!」と心の中で思っていました。
でも、自分も年を取り、お通夜や葬儀に参列することが多くなってくると、ときには外食をして帰宅することがでてくるものです。
町内会の葬儀やお通夜の参列なら寄り道をすることもなくまっすぐ帰宅します。
少し遠い場所で行われる葬儀であれば、どうしても外食は必要になってきます。
(・・・さすがに焼肉とか飲み屋にはいきませんけどね)
また、葬儀でもなければ会えなかった方と、亡くなった方の思い出話をするためにお茶をして帰ることもあります。
男性であればネクタイを外すとか、女性ならショールやカーディガンなど別のものを羽織るとか、それなりに気を使ってるかたもいます。
でも、やっぱり足元をみれば「あ~葬式の帰りか・・・」ってわかるものです。
ネクタイをはずそうが一枚羽織ろうが、葬儀やお通夜の後だなとわかるものです。
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喪服姿のまま恥ずかしいことしていませんか?
私は過去に喪服のまま喫茶店に入り、非常に恥ずかしい思いをしたことがあります。
亡くなった方の残した遺産の話やらなにやら、大声でげらげらと大笑いながらしゃべり続ける喪服姿の元夫の兄弟に嫁さんたち
お隣に座っていたお客さんの冷たい視線は今も忘れることができません。
喪服姿のまま外食をすることに抵抗がない人でも、バリバリに故人の悪口やらお金の話を大声で話す葬儀帰りの方に出会ったら、やっぱり引くと思うんですよね。
ただ、静かにしんみりと食事をされていたり、故人の思い出話を語り合っている姿は、たぶんどうにか許していただけるのではないかと思うんです。
大声で話し込む喪服姿の団体さんと同じ空間でお茶や食事をすれば、マナー違反だと思っていない人だって眉をしかめるでしょう。
喪服姿のまま外食やお茶をすることがはOKか?OKじゃないか?よりも、大人としてのマナーの問題のほうが大きいはずです。
喪服に袖を通したその日くらい、「はしたない!」と言われる行動をしないいように気を付けたいものです。