ゴールデンウィーク中の大型ショッピングモール
迷子さんも多いのか親御さんの呼び出しアナウンスが、ちょくちょく聞こえてました。
そんな中、子供さんに「迷子ひも」と呼ばれる「幼児用リード」をつけたお父さんを見かけ、ものすごく懐かしくもなり、腹の立つことも思い出したのです。
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小倉智昭アナ「迷子ひも」に対し否定的な見方をする
一年ほど前にフジテレビ系情報番組「とくダネ!」で「迷子ひも」の特集がありました。
この時、かなりインターネットの世界で騒がれていたのを覚えています。
私は20数年前に「迷子ひも」を子育て中に使った母親ですから、使われている方にたいして否定することはありません
ただし、リードを引っぱりまわしてる親御さんを見ると腹が立ちますけどね
この番組内でとても気になったのは、小倉智昭さんの
「僕なんかは、奴隷制度を思い出した」
「僕らの時代、子どもいっぱいいましたけど、繋がれてる人は誰もいなかったよ?」
この発言に、カチンと来ました!
子育て未経験者に言われたから腹が立ったのか
まあ、小倉さんは子育てなど体験されたことはありませんし、子供時代は誘拐や交通事故の心配も今ほどなかったでしょう。
小倉さのお母様が子育てされていた時代は、ご近所さん同士のつながりも深く大人の目が今よりも届いていたはずです
どうして、これが必要なのかを知らずにバッサリと否定されては、子供の安全を考えて使っている親にとって子育てを頭ごなしに否定されているみたいな気分になりました。
2~3歳児は言い聞かせても何をするかわからない
子供にリードをつけることに否定される方は
- 子供が好きなように歩けなくって可哀そう
- 子供を犬みたいに連れ歩くのはひどすぎる
- 他人から見た印象がよくない
- リードをつけるまえにしてはいけない事を教えるべきだ
などと言われます。
確かに、私も独身時代には思っていました。
ところが、自分が子供を産み育ててみると、迷子ひものおかげで子供の事故を防ぐこともできたのです。
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我が家の息子はレジで財布からお金を出している隙に大型スーパーで2回迷子
アパートの駐車場でチャイルドシートに座る下の子と、荷物を降ろしている間に4車線道路に走り出したことがあります。
いくら約束をしても、買い物先で手を離さないようにしても、好奇心旺盛な子供にとって目の前に興味のあるものが現れれば、親との約束も忘れて動き出してしまうものです。
子供の足ではそう遠くに行っていないと思うでしょうけど、夢中になって動き回っている子供は大人が思う以上に移動しているものです。
地下の食料品売り場で迷子になった息子が発見されたのは5階
2歳児が一人でエスカレーターに乗って移動していたのには本当にびっくりしました。
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姑にとって孫がリードで繋がれているのは信じられない事でした
普段はすごく大人しい子供なのに、興味のあるものを見つけると何かスイッチが入ったみたいに動き回る息子
2人目の妊娠中や出産後、上の子供だけには目が行かなくなるわ、追いかけて走り回れなくなるわで、赤ちゃん用品売り場で「迷子ひも」を発見した時には感動しました。
ある日、迷子ひもを使って買い物中、偶然姑と会いました。
姑の目の前にいるのは、ベビカーに乗っている乳児と迷子ひもにつながれている幼児
姑から出た言葉は
「見っともない!」
「子供を我がままに育てたから迷子になるのね」
などなど、いろいろと言われましたが、私は迷子ひもを息子の体から取ることはしませんでした。
赤ちゃんを乗せたベビーカーを押し、迷子ひもをつけた幼い息子と手をつないでショッピングセンターを歩く私
その前を、息子である旦那と楽しそうにあるく姑
孫と手をつないで歩かない人に言われたくなかった言葉
20数年ぶりに思いだし、久しぶりに腹が立った一日でした。