子ども2人出産・育児に必死だった30代
代謝がどんどん悪くなってしまった更年期真っ盛りの50代
私の人生の中でむくむくと体が育ち、ダイエットに必死になったのがこの年代。
食べたいを必死に我慢しつつも「これくらいなら食べてもいいよね?」「今日だけ明日から頑張るから」などと言い訳ばかりする私、ダイエットは成功するわけもありません。
でも、どうしたことか突然するすると体重が落ちだし「ダイエット成功!!」などと喜んでいたのですが、このあと病院通いが始まってしまうのです。
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痩せたと喜んでいたら体がだるくなってきた
30代、1日2食の置き替えダイエットに夢中になり、1か月もするとスルスルと落ちだす体重
2か月目には5キロほど落ち、「やればできるじゃん♪」と喜んでいたのですが、ただ普通に歩くだけで起きる息切れに悩まされることに・・・
「こりゃダイエット頑張りすぎて栄養が足りないのか?」と思い、食事を普通に戻したのですが、息切れはどんどんと酷くなり2階に上がるのも必死でした。
あまりにも疲労やだるさが続くため診療所で診てもらったのですが、「若年性更年期障害」かもしれないとのことで婦人科を再受診
でも、更年期障害ではありませんでした。
娘が母の喉の腫れに気が付いた
原因がわからないことで「やっぱり食べ足りないのかも・・・」と思い、しっかりと食べるようになったものの、気が付けば3か月で8キロも体重が落ちてしまったんです。
毎日心臓はバクバク、息切れはする、お腹がすいて食べても食べても体重は1グラムも増えないどころか、さらに痩せていく
食事するたびに下痢、高血圧、生理は止まり、髪も抜け爪もボロボロ
内科にいっても異常なし。婦人科にいっても異状なし、どこの医師ならこの原因がわかるの???と焦っていたら、娘が「お母さん、ちょっと喉腫れてない?」と言ってきました。

慌ててかかりつけの内科を再度受診
先生にお願いして甲状腺ホルモンの値がわかる血液検査をしてもらったら、バセドウ病とわかり投薬開始
やっと体重減少がstop!

バセドウ病になぜ気が付かなかったの?
私と医師がバセドウ病と気が付かなかった原因は3つ
●ダイエット中だった
●眼球突出がなかった
●喉の腫れがわかりにくかった
痩せだしたのはダイエットが成功したからだと思ったこと、喉の腫れは娘が気が付いたけど、私自身もわかりにくいぐらいの腫れしかなく、医師も「これくらいじゃ腫れたとは言えないね」と言われるほど
つまり、バセドウ病らしい外見になっていなかったため、体の異変の原因が突き止めにくかったようです。
更年期ダイエットに成功したと思い込んでいた
55歳で閉経し、ぷくぷくと増え続ける体重
57歳のころにはとうとう妊娠中と同じ体重になってしまい、膝を悪くして通っていた整形外科の医師からは「痩せてね」と言われてしまい、ダイエットを開始
お酒も週1に減らし、流行っていた糖質制限も手を出し、夕飯は置き替えにし朝晩のウォーキングも頑張りましたが、更年期の体はなかなか痩せてはくれません。
ですが、この1年後体重はゆっくりと落ちだし、

などと喜んでいました。
トイレで出血!痔だと思い込んでいました
ある日のこと、トイレに行くとお尻からシャーと何かが流れてくる感じがして便器をみたら血だらけ

とびっくり。
私は2人目出産後に痔がひどくなってしまい、30代半ばに手術をしていたので、今回の出血も痔だと真面目に思って、すぐには再検査をせず半年後に検査を予約
漫画家のくぐりさんも同じような体験をされていてびっくりしました。
この間も徐々に体重は落ち、MAXの時よりも6キロほど減っていました
大腸内視鏡検査の結果は、進行性大腸癌
体重減少も癌細胞の増殖のせいと考えられるとのことでして、手術前までに9キロ体重は落ちていました。
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ダイエット必死になりすぎないで
いままでと同じように”そこそこ”頑張っているだけで、今まで体験したことがないような体重が減ってきたとしたら、あなたは体の不調かもって考えますか?
きっとこんな風に考えるのではないでしょうか?
「きっと今回のダイエット方法が、私の体にあっていたんだわ」と
私もそう思っていました。
でも実際には病気による体重減少だったんです。
ダイエットに夢中になりすぎて体重が落ちることを喜んでいると、私のように病気の発見に送れるかもしれませんよ
急に体重が落ちてきたらご注意くださいね。