今月78歳になる母が、ゴールデンウィークに「髪を染めない!」宣言をし半年
母の髪にドカッと白髪が増え、かなり素敵なシルバーヘアーになりました。
本格的な白髪染めには手を出していなかったので、思ったよりもナチュラルに白髪に移行しましたが、母としては最初はかなりドキドキだったようです。
もともと白髪が少なかった母でしたが、60代半ばに孫娘から「おばあちゃん髪染めてよ」と言われてから始めた白髪染め
一度染めてしまうとなかなか止めるきっかけができません。
たとえ白髪染めが面倒くさいと思っていても、なかなかやめることができません・・・
そんな母が白髪染めをやめようと決心したのは、お友達の頭頂部をみてしまったからです。
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女性は何歳になっても豊かな髪でいたい
現在78歳の母の髪
真っ白にはなっていませんが年のせいか髪の量は以前よりも減って、頭頂部が薄くなっているのがわかります。
「もう少ししたら部分カツラでも買おうかな・・・」と、気にしている母にとって、ご近所さんの頭頂部を見たときのショックは大きかったみたいです。
- 白髪染めを繰り返すうちに赤く腫れてしまった頭皮
- 細くコシがなくなった髪
- 上から見た頭頂部は地肌がくっきり
そのお友達の話では、自分で白髪染めを購入してから自宅で染めるようになってから、急に髪が細くなって痛み出し薄くなってしまったとのこと。
母は白髪染めの臭いが苦手で、ずっとカラートリートメンを使っていたので、髪の毛が細くなったり肌が炎症を起こしたりはしていません。
でも、自分よりも5歳若い友人の頭を見て、白髪を染め続けているうちにあんな風になってしまうのかと怖くなってしまったようです。
何歳になっても女性は女性です。
髪が傷んだり薄くなったり、頭皮が赤くなってしまうことは嫌ですよね。
それならキレイな白髪のほうがいいんじゃないかということで、思い切って白髪を染めることをやめる決心をしました。
カラートリートメントを愛用していたから白髪がだんだんになる心配はなかった
母がこの10年ほど愛用していたのは利尻のカラーリンスと、ポーラのカラートリートメントです。
どちらも髪の表面近くが染料で染まるだけ
白髪の内部まで染まらないのでヘアカラータイプの白髪染めと比べると、かなりナチュラルにシルバーヘアーに変わることができました。
カラートリートメントをやめた母、スーパーや道ですれ違う頭頂部だけ白い髪の女性を見るたびに
「あんな風に白髪になったら帽子をかぶらないと外にでられない」
なんて心配していましたが、なんとな~く頭頂部付近から色が抜け出し、気がついたら白髪にしっかりとなっていました。
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カラートリートメントをやめたときの注意点
美容院や市販のヘアカラータイプの白髪染めと比べて、かなりナチュラルに白髪に戻ることができるカラートリートメント。
ですが、やっぱり注意点はあります。
染めた色によって髪色が一時期変になってしまう
母が使っていたのはポーラのカーラートリートメントのブラックですが、アッシュ系の色のため色が抜け出すときにブルーっぽい髪色になっていきます。
たぶんブラウン系のものを使っている人ですと、赤みがかった色に変化していくかもしれません。
といっても、一般的な白髪染めにのように新しく生えてきた白髪と染料が残っている場所がクッキリと別れるようなことはありませんでした。
白髪染めをやめる決心をしたらカラートリートメントに切り替えてみるのがおすすめ
母の髪が本来の髪色に戻るのに約4か月程かかりました。
でも、母が心配するような極端なと髪色の変化もなく、ゆっくりと本来の髪色に戻りました。
白髪染めとキッパリとやめる決心をしたら、カラートリートメントに切り替えてからのほうが無理がないようです。
本格的な白髪染めをしている女性の場合には、次のような方法でシルバーヘアーに移行するのがおすすめです。
- まずは今よりも明るめの色で徐々に染め直し
- 髪色が明るくなってきたところでカラートリートメントに切り替え
- 白髪染めで染めていた部分が短くなるようにカット
- 白髪染めしていた部分がほぼなくなってきたら、カラートリートメントをやめる
最近では、シルバーヘアーをおすすめしてくれる美容師さんも増えましたが、売り上げに影響する白髪染めをすすめてくる美容師さんもまだまだ多いです。
女性は何歳になっても若々しく見られたいもの、つい「髪を染めると若々しく見えますよ」なんて美容師さんに言われるとクラッとしてしまいます。
でも、頭皮のかゆみや髪のボリュームが気になりだしたら、思い切ってやめてしまうのも髪のボリュームを取り戻すためには必要かもしれませんね。