健康を意識する50代

お酒に弱くなった50代。でも飲みすぎちゃう!これって危険なの?

更年期になって、お酒に弱くなったと感じたことありませんか?

私は40代後半ころから、だんだんと弱くなりお酒を飲む回数も量も減っていきました。

ところが、この1年ほどでお酒を飲む量がだんだんと増えてきてしまい、気が付けば”ほぼ毎日”飲むようになってしまったんです。

アルコールに弱くなってきた50代の私が、なぜ毎日飲まないと気がすまなくなってしまったのか?

そして、”このまま飲み続けたら危ないかも・・・”と心配になり、お酒との付き合い方を真剣に考えるようになったのか?

お酒が大好きな更年期のあなた、少しだけブログにお付き合いくださいませ。

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更年期になってお酒に弱くなっていませんか?

あなたは”お酒”好きですか?

どのくらいの量を飲みますか?

最近ではランチに「ちょっと一杯」なんてこともできるようになり、楽しいお酒を飲む機会が増えました。

でも、なぜか更年期になると、かなり酒豪の女性でもお酒に弱くなるのか、昔懐かしい友人と飲み会をすると、飲み放題コースがもったいなくなるほどです。

私も若いころはかなり飲んでいまして、ワイン2本空にすることもありました。

なのに、50歳を過ぎたころからグラス2杯も飲めば瞼が重くなり、時にはそのまま眠ってしまうこともあります。

では、なぜ更年期になるとお酒に弱くなってしまうのでしょうか?

50代、お酒に弱くなる原因は2つ?

更年期に入るころからお酒が弱くなった女性がネット上で相談されていることもおおいのですが、原因についてはこれって正しい情報がみつからないんですよ。

でも、悩みの回答を読んでみると原因としては

  • アルコールの分解酵素を使い果たした
  • 女性ホルモンの減少でアルコール分解能力が低下

この2つが考えられているようですが、50代の私の場合には、やはりエストロゲンの減少でお酒が弱くなったのではないかと思います。

40代のころよりも翌日にお酒が残ることが多くなった

女性ホルモン「エストロゲン」が減少すると自律神経が乱れ、これが体の中の臓器にも影響します。

食欲がなくなる、食べたものがいつまでもお腹に残っている。こんな悩みもエストロゲンの減少により内蔵の働きが低下しているからです。

もちろん、お酒を分解してくれる肝臓も弱くなっていくため、お酒を飲むと若い時よりも分解する時間がかかるわけです。

50代の体は10数年前よりも飲む量が少なくなったのに、とにかくお酒が残るようになりました。

ひどい時にはレギュラー缶1本飲んでも残るほどですから、思い切ってお酒止めてしまえばいいんですが・・・

反対にお酒を飲む量が増えてしまったんですよ。

50代、ついお酒を飲む量が増えてしまうのには理由がある

更年期になりお酒に弱くなったなら、自然に飲む量は減ると思うでしょうが、私はどんどんと飲む量が増えてきてしまったのです。

じつは、これも更年期が理由でした。

不安感が強くなるとお酒の力で心を軽くしようとした!

更年期は女性ホルモンのバランスが崩れることで、心身ともに不安定になる時です。

困ったことに、40代~50代というのは、子供のこと、親のこと、仕事や夫婦関係など、様々なことに悩む時期でもあるため、思っている以上に心は疲れをため込んでいます。

私がお酒の量が増えだしたのは、そんな様々な悩みから”ほんの少し開放された”ころでした。

今まで気を張っていた分、ふっと力が抜けたころから心がざわざわと落ち着かなくなってきたのです。

そんな不安感はお酒を飲んでいる時だけはなくなります。

明るく笑っていられます。まだまだ解決していない問題から目をそらすことができます。

ふわっといい気分でいる時間が欲しい時に”つい飲んでしまう癖”がついてしまったんです。

心の不安感が強くなった、夜眠れなくなったころから、家族から飲みすぎだと注意されるほど私のアルコール摂取量はだんだんと増えていきます。

私が毎日毎日お酒を飲みたくなるのが止められないのも、たぶん飲んだ時のふわっとした心地よさを求めてしまったからでしょう。

でも、徐々にコップ一杯のお酒ではいい気分になれなくなり、アルコールの量が増えてきます。

お酒を飲むと眠れる!寝酒で眠れるのは最初だけ!

更年期になって不安定になった生理のせいなのか、半月以上ぐっすり眠れない日もあります。

翌日の仕事を考えると、どうにかして夜ぐっすりと眠りたいため、ついお酒に手を出してしまう癖ができてしまいました。

最初のうちはコップ3分の1くらいのワインでも眠ることができました。

でも徐々に酒量は増え、3杯以上ワインを飲んでも眠気は来ず、反対にどんどんと目がパッチリ・・・

で、翌朝は体にお酒が残り仕事に集中できません。

さすがにこれはダメだと思い、眠れないなら眠れなくてもいいや!!と開き直って寝酒を飲む癖をやめました。

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不安定な心も酔うと軽くなる気がする

更年期になりお酒が弱くなったのに、飲む量が徐々に増えてきてしまった経験をしたのは私だけではないでしょう。

私のように不安定な心を落ち着かせようと、お酒で一時気分を紛らわすのはいいのですが、お酒で心の不安は消すことは長続きしません。

酔いがさめればまた不安感が強くなり、それを消そうとアルコールに手を出してしまう、これを繰り返してしまいます。

じつは、私のように不安感をなくそうと継続してお酒を飲むことでアルコール依存症になってしまうことがあるようです。

「更年期はメンタルが不安定な状態になることから、アルコールに手を出しやすい時期です。」

「アルコールを飲んで一時的に不安が消えても、冷めてしまえばまた不安になる。

それをまたかき消そうとアルコールを飲むという繰り返しが続くと、徐々に酒量が増え、アルコール依存症へまっしぐらです」

引用元:最高の飲み方より

女性は男性よりもお酒に弱く、飲みすぎてしまうとアルコール依存症になりやすいそうです。

私はどうにか更年期の不安定な心が落ち着きを取り戻してきたのと同時に、アルコールに執着がなくなりました。

でも、あのまま飲むことがやめられない状態が続けば、アルコール依存症になってしまったかもしれません。

もしも今のお酒の飲み方が”あまり良くない”と感じているのなら、ぜひ一度「飲酒スクリーニングテスト」で確認してみてください

>>>アルコール症スクリーニングテストAUDIT

飲酒スクリーニングテストは「最高の飲み方」にも掲載されています。乳がんとアルコールの関係など、お酒を飲むなら知ってきたいことが書かれていますので、気になる方は是非一度読んでみてください。

50代は”お酒との付き合い方”を見直す時

更年期になってお酒の飲む量が増えることで、アルコール依存症や乳がんなど心配は増えます。

また、お酒が入るとついつい食欲がわいてしまい、食べ過ぎによるカロリーオーバーで中年太りが止まらなくなるのも嫌です。

アルコールを飲み続けることで健康面や見た目が心配になるのなら、更年期になりお酒に弱くなったのをきっかけに、スッパリお酒をやめてしまえばいいだけなんですが・・・

やっぱり”ほろ酔い”になりホッとする時間は捨てきれなくって、お酒の飲み方を変えることにしました。

  • お酒は週に2~3回まで
  • 飲むならコップ一杯まで
  • つらい時には飲まない
  • 楽しい時に飲む

体に負担をかけず、なおかつ美容や健康に良い飲み方をしようと、思い切って1週間アルコールを一滴も飲まずに我慢してみました。

すると、お酒を飲む量が自然と減り、コップ半分くらいでもフワフワいい気分になれ、最近では”ちょびちょび”晩酌を楽しんでいます。

健康面だけを考えればお酒はやめたほうが良いそうですが・・・お酒が好きな人間がパタッとやめてしまうのは難しいものです。

お酒で気を紛らわすのは心地いいけど、それはすぐに消えてしまいます。

もしも、今あなたが「お酒の飲む量が増えてきたけど、酔えなくなった・・・」と感じているのなら、お酒との付き合い方を少し変えてみてください。

 

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