50代の肌は40代とは比べ物にならないほど、肌の内側から水分が失われていくような感じになっていきます。
乾燥がすすめば肌にハリがなくなり、シワが増えるだけではありません。
シミやシワの原因にもなるうえに、乾燥しやすい肌は季節や体調の変化に敏感に反応する「ゆらぎ肌」へとなっていきます。
50代の肌は、高保湿成分のセラミドでお手入れをしても満足できないことも・・・
そんな肌に悩む女性にオススメしたのが、セラミドを生成してくれるライスパワーNO.11配合のスキンケアです。
厚生労働省が認可した水分保持機能ライスパワー配合のスキンケアで有名なのが
- ライスフォース
- 米肌
- ライースリペア
この3つです。
30代からライスパワーNo.11配合の化粧品を、敏感肌に傾くたびに使っていた私
50代の半ばになり、再び愛用しているのは勇心酒造から販売されているライースリペアの化粧水です。
それぞれの使い心地や特徴、おすすめポイントなど詳しくご紹介します。
ライスパワーNo.11とは?
日本酒を作っている勇心酒造株式会社が特許を取得している成分「ライスパワーNo.11」は、「皮膚水分保持能の改善」という世界で唯一の成分です。
1995年には医薬部外品の新規効能を持つ素材として申請
医薬部外品の新規成分として認められたのが最初の申請から6年が経過した2001年9月です。
この成分に多くの化粧品メーカーが注目し、勇心酒造には大手化粧品メーカーから商品化の申し入れが相次ぎました。
米を発酵させた化粧品原料を勇心酒造は、「ライスパワーエキス」と名づけた。日本酒と同じく、蒸した米を微生物で発酵させて製造する。
現在、36種類のエキスを開発済みだ。中でも、「ライスパワーエキスNo.11」は肌質を改善する効果があり、化粧品業界から注目を集めている。
ライスパワーエキスNo.11は、大手メーカーの化粧品にも使用されている。
例えば、コーセーは同成分を使用した薬用化粧品を2004年に発売、1年で 100万本を超えるヒット商品となった。
勇心酒造では自社ブランドでも化粧品を発売しているが、最近はOEM(相手先ブランドによる生産)が多い。
2009年1月22日 日経ビジネスより
大手メーカーがライスパワーに注目する前の2000年9月に、株式会社アイムがライスパワーを配合したスキンケアを発売
後のOEM先となる地元の通販会社シムリー(現・アイム)の創業者が化粧品原料の提供を前提に研究資金を融資してくれました。
こうした温かい支援のおかげで、長年続けてきた研究の成果が芽を結び2001年にはライスパワー№11の承認が得られました。

2004年には、コーセーの「モイスチャ スキンリペア」が発売され、1週間で20万本を売り上げる大ヒット商品になりました。
現在では、アイムのライスフォース、コーセーの米肌ともにCMなどで知っている方も多くなりましたが、どちらも勇心酒造さんのライスパワーNo.11を購入し作られています。
ライスパワーNo.11を研究開発した勇心酒造は、肌の機能が弱った方のための『アトピスマイル』を発売
その後、ライスパワー開発元の知識を詰め込んだライースリペアを発売
本家本元の実力を発揮してエイジングケアとして人気がじわじわと上昇しています。
ライースリペア・米肌・ライスフォースを比較
ライスパワーNo.11配合のスキンケアとして人気の高い『ライスフォース』『米肌』『ライースリペア』
この3つを代表的なスキンケアのライスパワー配合・価格でまずは比較してみました。
ライースリペア・米肌・ライスフォース商品一覧
ライスフォース | 米肌 | ライースリペア | |
クレンジング | ○ ライスパワーNo.2 |
○ | ー |
洗顔料 | ○ ライスパワーNo.1 |
○ ライスパワーNo.11 (石鹸のみ) |
ー |
化粧水 | ○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
○ ライスパワーNo.11 |
○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
保湿美容液 | ○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
クリーム | ○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
○ ライスパワーNo.11 |
○ ライスパワーNo.11 医薬部外品 |
美白美容液 | ○ ライスパワーNo.23 医薬部外品 |
ー | ー |
アイテムが一番少ないのは、勇心酒造のライースリペア。
すべてのアイテムにライスパワーが配合され、シミや肌のくすみをケアする美白美容液もあるのはライスフォース。
米肌はライスフォースの次に商品が多いのですが、化粧水・クリームが医薬部外品になっていません。
ポイント
医薬外品とは、医薬品と化粧品の中間に位置するもので、厚生労働省が認めた有効成分が規定量配合されたものです。
つまり、有効成分が配合されていても、量が少ないものには医薬部外品と表示することができません。
ライスパワー№11配合の上記3つのスキンケアをライスパワー№11の配合量・ラインナップ数から比較して順位をつけると
ライスフォース
ライースリペア
米肌
このような順位になりました。

となると、ライースリペアとライスフォースの一番基本的なラインだけを考えると、ライスパワーの配合量と価格で選ぶことになると思います。
でも、残念なことにライスパワー№11の配合量については、各社公表していないため決め手に欠けますよね。
そこで、それぞれの価格を比較してみましよう。
ライスフォースvs米肌vsライースリペア価格で比較してみる
ライスフォース | 米肌 | ライースリペア | |
クレンジング | 3,500円 約2か月分 |
1,800円 約1~1.5か月分 |
ー |
洗顔料 | 3,500円 約2か月分 |
3,500円 約2~3ヶ月分 |
ー |
化粧水 | 8,000円 約2か月分 |
5,000円 約1~1.5か月分 |
8,000円 約1.5~2か月分 |
保湿美容液 | 10,000円 約2か月分 |
7,000円 約1~1.5か月分 |
10,000円 約1~1.5か月分 |
クリーム | 8,000円 約2か月分 |
5,000円 約1~2か月分 |
8,000円 約1.5~2か月分 |
合計 | 33,000円 | 22,300円 | 26,000円 |
ライスフォース・・・1点10%・2点15%・3点20%・最大25%OFF(4点以上購入)
米肌・・・続けるとお得なプレゼントあり(最大27%OFF相当)
ライースリペア・・・最大10%OFF
化粧水・保湿美容液・クリームの3点だけを合計しても、一番コスパのいいのはコーセーの米肌ですね。
定期購入の割引は米肌は値引きではありませんが、購入回数に応じて”もう一本”プレゼントがあるので、お得感はかなりあります。
ライスフォースはまとめ買いをすることで割引率がUPするので、ライースリペアと比較した場合にはライスフォースのほうがお得感は高くなります。
価格で見た順位
米肌
ライスフォース
ライースリペア
肌のお手入れには終わりがないので、使い心地が良ければやはり続けて使いたいものです。
そのため、続けやすい価格という点を避けて通ることはできませんので、この点だけを考えると米肌が一番という結果になります。
>>>米肌公式サイトを見てみる
では、ライスパワーNo.11は3商品の中でどれが一番多く配合されているのでしょうか?
ライスフォース・米肌・ライースリペアのライスパワー№11の配合量を比較
ライスパワーNo.11の配合量は残念ながらどのメーカーも公表していないため、私たちはわかりやすい数字で比較することはできません。
ただし、同じライスパワーNo.11が配合されていても、医薬部外品の記載があるかどうかが一つの判断材料になります。
化粧品のルール
- 医薬部外品・・・有効成分が規定量配合されている
- 化粧品・・・有効成分が入っていない、もしくは有効成分の配合が少量
ライスパワーNo.11配合の医薬部外品は
ライスフォース | 化粧水・保湿美容液・クリーム |
---|---|
米肌 | 保湿美容液 |
ライースリペア | 化粧水・保湿美容液・クリーム |
このようになるので、米肌は一番ライスパワーNo.11の配合が少ないといえます。
では、3点すべてが医薬部外品のライスフォースとライースリペア、どちらのほうがライスパワーが多く配合されているのでしょうか?
ライスフォースとライースリペアならどっちを選ぶ?
基本となる化粧水・保湿美容液・クリームすべてが医薬部外品のライスフォースとライースリペア
CMや雑誌などインターネットでも見かけることが多いライスフォース
派手な宣伝はまったくなく地味な存在のライースリペア
どちらも配合率は秘密になっているのですが、同価格のライスフォースとライースリペア
有効成分ライスパワーを購入する、しないを常識で考えた場合、やはりライースリぺアのほうが配合量が多いのではと考えます。
- ライースリペアは、ライスパワーを研究・開発・製造元の勇心酒造の作ったスキンケア
- ライスフォースは、勇心酒造からライスパワーを購入して製造販売しているスキンケア
また、ライスフォースや米肌のようにCMなど派手な宣伝広告をした費用は、商品にその金額が上乗せされているとも考えられます。
もちろん、企業努力があって配合量には全く差がないが、広告宣伝をバンバンにうっているのかもしれません。
ですが、同じ価格で販売している両社の商品を冷静に比較してみると、やはり本家本元が作ったライースリぺのほうがライスパワーNo.11の配合量が多い!と考えてしまいます。

ライスフォース・米肌・ライースリペアを実際に使ってみた感想
勇心酒造の主要取引先であるコーセーとアイムが販売している米肌・ライスフォースと、ライスパワー開発元のライースリペア
同じライスパワーNo.11を使っていても、使用感にはそれぞれ特徴があります。
そこで、ライスパワー配合のスキンケアの特徴と、私個人の乾燥になりますが使用感をまとめてみました。
ライスフォースの特徴と使ってみた感想
CMや雑誌でも目にすることが多いライスフォース
私が一番最初にライスフォースと出会ったのは敏感肌で荒れてしまった肌に悩んでいた30代半ば
そして、乾燥肌が悪化した50代になって再リピートし、今回は4年ぶりにお試しをさせていただきました。
ライスフォースの特徴
芸能人やモデル、美容業界のかたに愛用者が多く、世界45か国で販売されているライスフォース
タイ・プーケットにある4つ星の高級ホテルのスパでも実力を認められています。
無香料・無着色・石油系界面活性剤不使用・動物性原料不使用の低刺激処方
皮膚を保護し透明感を高めるライスパワーNo.23配合の美白美容液
皮膚を健やかに保つライスパワーNo.1配合の日焼止めなど、商品のラインナップも多いのも特徴
ライスフォースの使用感
香りは米麹よりも、良質なお米の甘い香りがほんのりとします。
テクスチャーは化粧水・美容液・クリーム3点ともに、とろりとした優しいテクスチャー
伸びが良く付け心地も柔らかで、浸透も早くべたつき感もありません。
とろみのあるテクスチャーから想像してしまう『べたつき感』もなく、肌にスルッと浸透していく感じがとてもいい感じです。
使い続けると「もっちり」とした弾力感を体験できるスキンケアでした。
米肌の特徴と使ってみた感想
ライスパワー配合のスキンケアとして、CMや折り込み広告でも目に留まるコーセーの米肌
私の70代の母も、米肌のCMを見かけるたびに「あれなら、乾燥肌よくなるんじゃないの?買ってみたら?」というほど、知名度があるスキンケアです。
コーセーの基礎化粧品ですがドラッグストアなどでは販売されておらず、コーセーのオンラインショップのみでの取り扱いとなります。
米肌の特徴
ライスパワーNo11のほかに、大豆発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスを配合し、肌の内と外で肌に潤いを満たす
さらに、「乳酸Na」「グリコシルトレハロース」で空気中の水分まで肌に取り込み保湿をしっかりサポート
無香料・無着色・鉱物油不使用・石油系界面活性剤不使用・弱酸性の低刺激処方
米肌の使用感
香りは優しい米麹っぽい匂いのほかに、ほんの少しだけアルコールの香りを感じました。
肌や目に刺激はなく、肌に浸透するころには香りは全く気にならなくなるほどの香りです。
化粧水はとろんとした優しいテクスチャーですが、美容液とクリームはライスフォースやライースリペアよりも硬めです。
若干べたつき感は残るものの、乾燥しがちな肌もスッと潤いを実感できる素敵な使用感
プリっとしたハリ感とうるおい感については、ライスパワーNo.11配合の中では、一番早く実感できるスキンケアでした!
ライースリペアの特徴と使ってみた感想
ライスパワーを研究・開発をし特許を持つ勇心酒造が作ったスキンケア『ライースリペア』
ライスフォースでお米のパワーを体験&実感している私が、50代半ばになり再び乾燥肌が悪化
またライスフォースに戻ろうかとも思いましたが、ライスパワーの製造メーカーの基礎化粧品なら乾燥肌の改善に大きな期待ができるのではと考え、試してみたのがライースリペアです。
ライースリペアの特徴
ライスパワーを研究・開発。そして多くのメーカーにライスパワーを販売している勇心酒造が販売しているスキンケア『ライースリペア』
シンプルな処方で、ライスパワーNo.11の効果を実感しやすい設計になっているのが最大の特徴です。
シンプル設計だからこそ、他メーカーのライスパワー配合のスキンケアに比べ、付け心地がサラッとしていて浸透力の良さに驚きます。
ライスパワーの製造元だからこそ、ライスパワーNo.11の効果をしっかりと引き出し、ライスパワーの効果を感じやすいとスキンケアだといえます。
ライースリペアの使用感
香りは甘く優しい発酵させたお米の香りがほんのりとします。
テクスチャーは化粧水・美容液・クリームどれもみずみずしく、サラッとした使い心地です。
肌に吸い込まれる感じで3ステップすべて使い終わった後も、べとつき感はまったくありません。
関連記事>>>ライースリペアの口コミ効果を50代が体験レビュー

肌表面はサラッとしているため物足りなさもありましたが、使い続けているうちに肌の奥からググっと潤いが持ち上がってくるような感じで肌にうるおいを実感!
乾燥肌から敏感肌に傾いていた私は、使用感の良さと実感力で今はライースリペアを選びました。
ライスフォース・米肌・ライースリペアが合う人は?
価格・ライスパワーの配合量・実際に試してみた使用感をまとめてみると
- コスパで選ぶなら⇒米肌
- 潤い重視でえらぶなら⇒ライスフォース
- スッと浸透し、じわっとした潤いを感じたいなら⇒ライースリペア
このような結果となりましたが、乾燥肌の改善をしっかいりしたい50代の肌にはライースリペアをおススメします。
ただ、スキンケアは肌の状態によって使用感にも違いがあるため、私がおすすするライースリペアが合うとは限りません。
ライスフォース・米肌・ライースリペア、3商品ともにトライアルセットが販売されているので、まずは実際に使ってみてくださいね。
ライスパワー高配合!安心感で選ぶなら「ライースリペア」
ライスパワーを研究・開発・販売している勇心酒造が販売しているライースリペア。
アイテム数は他社よりも少ないですが、世界で唯一認められた「皮膚水分保持能の改善」ライスパワーNo.11の配合重視で選びたい方におすすめのスキンケアです。
- ローション
- 保湿美容液
- クリーム
この3点がセットになった10日間のお試しもですが、ライスパワーをじっくりと試したい方にオススメなのが8,400円相当分が2,500円でお試しできる
- ローション(たっぷり一か月分)
- ライースリペアトライアルキット
限定500個のライースリペア実感セットが一番おすすめです。
潤い重視!知名度と豊富なラインナップの「ライスフォース」
肌へのうるおい感や知名度からもライスフォースは人気が高いスキンケアです。
ライースリペアと同価格で、同じライスパワーNo.11を配合しているので、肌タイプによっては使用感には大きな違いを感じにくいかもしれません。
900円で10日間お試しできるトライアルキット
- 化粧水
- 保湿美容液
- クリーム
この3点に
- 美白美容液
- 日焼止め
この2つがプラスされた5点セットの2種類があります。
美白美容液もライスパワーが配合されていることから、紫外線対策をしっかりしたい方にはこちらのトライアルキットがおすすめです。
>>>あの人気モデルも推薦!『ライスフォース トライアルキット』
ライスパワーNO.11をお値打ちに使いたいなら「米肌」
ライスパワーNo.11の配合については、ライスフォース・ライースリペアと比較すると”物足りない”米肌。
でも、コーセーの独自成分を配合することで、肌へのうるおい感は想像よりも早く実感できます。
ライスパワーNo.11の効果を実際に使って確かめたいけど、価格が気になるという方にはおすすめのライスパワー化粧品です。
まとめ
女性ホルモンの減少により、セラミドが減少する50代の肌は、外からどんなに潤いを与えても『ゆらぎやすい肌』に・・・
バリア機能の低下・ハリ弾力の減少やターンオーバーの乱れなど、肌年齢を加速させる原因になっていきます。
一般的な保湿剤でのお手入れでは、一時的に肌はうるおいを感じることができますが、肌そのものが改善するわけではありません。
水分を保ち、肌本来がもつセラミドの力を改善させることで、ゆらぎやすい年齢肌をケアすることができるライスパワーNo.11
乾燥肌・敏感肌の改善、シワや毛穴の開き、たるみなど年齢肌の悩みをしっかりと改善したい方には一度は試してほしい成分です。
セラミドなどの保湿成分配合のスキンケアでも、
- 目覚めると肌がこわばった感じがする
- 夕方にはカサカサになる
こんな肌に悩んでいるのなら、ライスパワーNO.11配合のスキンケアをぜひ一度試してみてください