あなたは母親の加齢臭が気になったことありませんか?
部屋の中に残る匂いに変化を感じたことありませんか?
私はこの1年ほど前から母の体臭の変化を感じています。
寝室に入ると、70代後半で亡くなった祖母の部屋と同じ匂いがするようになったと感じるのです。
あ~これが老人の匂いなのだと寂しく感じながら、24年後の私の体から染み出す匂いなのだと考えてしまうのです。
将来の自分の体臭を考えながら、ふと、50代の私の体からはどんな匂いがしているのかが気になりました。
もしかしたら、自分が気が付いていないだけで、私の体からは加齢臭がにじみ出ているかもしれません・・・
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自分も家族も気が付きにくい、女性の加齢臭
女性の加齢臭って、実際のところ何歳くらいから皆さん気になさっているのでしょうか?
私のように在宅で仕事をし、友人や仕事関係の方に会うのは年に数回
ご近所さんとは週に1~2度数分の立ち話
あとは、買い物や美容院、病院など、生きていくうえで必要な行動をするときにしか人に会わないと、なかなか自分の加齢臭には気がつきません。
家族だって毎日一緒に暮らしていれば、変化していく臭いに慣れてしまいなかなか気が付いてくれないかもしれません。
そこで、2~3か月に一回、実家に帰ってくる娘に、「お母さんって臭い?」って聞いてみることにしました。
50代の母親の加齢臭は「おばさんっぽい臭い」
たま~にね、お母さんの枕借りると、おばさん臭だなって思うよ。
まあ、50代なんだから、おばさん臭がしても仕方がないんじゃないの
・・・娘はやっぱり厳しいです・・・
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なんと!女性の加齢臭は40歳にはもう始まってる
娘に「部屋の中が少々おばさんっぽい臭いがする・・・」と言われてしまった50代の私
そもそも、世間一般的に女性の加齢臭は何歳から気になってくるのでしょうか?
調べてみると、女性は30歳後半から40歳になるころには加齢臭が気になってくるそうです。
女性ホルモンの減少が始まる更年期の体は、皮脂の分泌を抑える働きがある女性ホルモンンの減少によって、男性ホルモンの働きが活発になってきます。
すると、今までよりも皮脂の分泌量が増えてくることで、加齢臭が気になってくるようになるようです。
更年期の加齢臭って、どんな臭いがするの?
私が若かったころ、年配の男性の臭いに対して「おじさん臭い!!」とは言ったものの、加齢臭という言葉はありませんでした。
2000年に資生堂の研究所が中高年特有の「脂臭くて、青臭いニオイ」のする原因が「ノネオール」という物質であることを発見し「加齢臭」と名付けたのが始まりだそうです。
「脂臭くて、青臭いニオイ」と聞くと、脂ぎってギトギトした男性を思い浮かべてしまうんですが・・・・(男性の方申し訳ありません)
なかなか、「脂臭くて、青臭いニオイ」から臭いを連想することは難しいですよね。
では、こんな臭いならどうでしょうか?
- 古いタンス
- 押入れの中
- 古い本・雑誌
- ろうそく
- ブルーチーズ
湿っぽくって、ほこりっぽくって、かび臭い・・・って想像できますよね
こんな臭いが加齢臭だそうです。
「母さんの部屋、最近はちょっとおばさんっぽい臭いはするよ」
なんて娘に言われてしまった私の部屋は、なんとなく「かび臭い」「湿っぽい」臭いなんでしょうかね・・・
加齢臭がきつい女性!きつくない女性がいるのはどうして?
でも、同じ年齢の女性でも加齢臭がきつい人、きつくない人がいませんか?
同じように女性ホルモンが減少していくのに、加齢臭に差が出るのは。毎日の生活習慣が大きく影響しているんです。
- お肉料理が好き
- 揚げ物など脂っぽい料理が好き
- お酒を飲むのが好き
- タバコを吸うのがやめられない
- 野菜や果物はあまり食べない
- 便秘がち
- 運動不足
- ストレスが多い
これらの習慣が多く当てはまる女性は、加齢臭がきつくなる可能性が大きくなります。
とくに長い間、喫煙習慣がある人は、加齢臭がきつくなるそうですので注意が必要です。
50代女性の臭いは加齢臭?それとも老人臭?
70代の母自身も気にしている「老人臭」
これは加齢に伴い起きる臭いで、加齢臭も含めた「加齢に伴う体臭の総称」
では、何歳から老人臭になるのか気になりますよね
一般的には50代以降から老人臭が気になってくそうなんです。
つまり、50代の私の体は加齢臭も含めた老人臭が出始めている・・・そういうことなんですね。
加齢臭はどこから臭う?意外と気が付かない場所はどこ?
臭いの差こそあれ、誰でも経験していく「加齢臭」
「皮脂腺」が分泌される場所なら、どこからでもニオイが発生する可能性があります。
そのなかでも、とくに加齢臭が発生しやすいのは次の6つの場所です。
- Tゾーン
- 頭皮
- 胸元と胸の間
- デリケートゾーン
- 脇から背中
- 耳の後ろ
皮脂腺が一番多い頭皮は、自分でも「ニオイ」が気になる場所ですが、意外と忘れがちなのが、耳の後ろや背中です。
では、どんな対策をしておけば「おばさんっぽい匂い」が気にならないのでしょうか?
1・加齢臭が一番気になる髪と頭皮のニオイ対策
皮脂が一番多く出る頭皮は、自分でも気が付きやすく、加齢臭が一番気になる場所ですが、頭皮を清潔にし、皮脂をコントロールすることで臭いを予防することはできます。
ただし、清潔にしたいからとゴシゴシ洗いすぎてはダメです。
力を入れすぎて洗いすぎると刺激になり、皮脂が多く分泌されてしまうため、かえって加齢臭をひどくさせてしまう恐れがありまます。
- 熱いお湯で洗わない
- 根元にコンディショナーやリンスを付けない
- ニオイ対策でできるシャンプーを使う
- すすぎは十分にする
- 洗髪後は、かならずドライヤーで髪の根元を乾かす
頭皮に負担を掛けないシャンプー方法が、髪や頭皮の加齢臭対策には有効です。
2・食生活を見直して、体の内側から加齢臭を予防する
油っぽい食事や、インスタント食品など食べる量が多い人は食生活を改善してみましょう。
女性ホルモンの減少も加齢臭の原因ですから、大豆イソフラボンが含まる大豆製品を意識して食べましょう。
更年期の体は腸内環境も乱れやすくなっているので、腸内環境を整えてあげることも加齢臭対策には必要です。
食物繊維を摂る。ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べるのもおすすめです。
3・ボディソープ・石鹸で体の加齢臭を予防する
加齢臭対策として、一番真っ先に頭に思い浮かぶのが、念入りに体を洗うことだと思います。
たしかに、皮脂分泌の多い箇所を念入りに洗えば、加齢臭を軽減させることは可能です。
ただ、ここで注意をしないといけないのは、皮脂を洗い流し過ぎると、肌にうるおいがなくなり、それが刺激になって皮脂の分泌が増えてしまうことです。
一生懸命に加齢臭対策をしているつもりが、反対に加齢臭を悪化させていることもあります。
それを防ぐためには、皮脂汚れはしっかり落とながら、しっかり保湿をして洗いあがりの肌に潤いを残してくれるものが必要です。
加齢臭対策として販売されているボディーソープは、男性向けに作られているものが多いため、50代の女性の肌には保湿力が足りません。
女性の体からでる加齢臭対策には、洗浄力と保湿力このバランスがとっても大切!
臭いのもとを落としながら、しっかり保湿できるものを選んでください
4・なかなか落とせない臭いの原因は重炭酸で除去する
頭皮・体全体の加齢臭対策には、シャンプーやボディーソープでは落としきれない臭いの原因ミネラル汚れを除去してくれる、薬用ホットタブがおすすめです。
女性の加齢臭対策まとめ
加齢臭は、今日ケアをしたから、明日からは加齢臭は気にしなくても大丈夫!
なんて、簡単に改善できるものではありません。
もともと持っている体臭や、今までの生活習慣の積み重ねも、今の加齢臭の問題に大きく関係しているため、加齢臭対策には時間をかける必要があります。
今回ご紹介した方法なら、簡単に始められる物ばかりでので、まずは1か月間、加齢臭対策を頑張ってみてください。