正月、お盆、母の日の父の日。
暦の行事のたびに親の顔をみるために帰省するのは、娘として、嫁として当たり前のこと。
その当たり前の事が苦痛でしかたがない人って、きっと私だけでないはずです。
まあ、現在は離婚して義理の母や小姑たちに会いに行くこともないので、盆や正月などにイライラせずにすんでいます。
でもね、子供達も20代になり、まだまだ予定はありませんが、姑になる日も覚悟が必要になってくるものです。
私もお嫁さんに「姑の顔なんて見たくもないわ!」って言われる日がいつかは来るんでしょうけど、どうしたら姑と嫁は上手く付き合っていけるのか?
それは、本当にちょっとした言葉遣いの問題なんだってことを、当時中学生だった息子の言葉にヒントがある気がします。
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姑の優しそうな言葉の裏にはトゲがある
私の姑だった女性は、子供が何歳になっても小学生の子供を心配するように子供たちを見守ろうとする女性でした。
だから、息子夫婦が顔を見せにくれば嫁に対し、
「ちゃんと食べさせてる?」とか
「家のことは問題はない?」とか、
まあ母親としては当然と言えば当然の言葉をかけてくるわけです。
そして帰宅する時間が近づくと、
「あの子も仕事を頑張ってるんだから、しっかり世話をしてあげてね」と嫁に息子の世話を頼むと念を押してくるのです。
最初の頃は、まあ親として息子夫婦が心配なんだろうなと思って、さら~と聞き流していたんです。
これが何年も続くと、この言葉を聞くたびに心がイラとするのが自分でもわかるようになってきました。
そして10数年が過ぎるころには、この言葉を聞きたくたびに旦那の実家で、旦那の顔を見るのが苦痛になってしまったのです。
息子を大事にしてほしい気持ちが嫌味に聞こえる
それでも、お盆や正月など全員が集まる日は避けるわけにはいかないため、ひきつり笑いをしながら行くわけです。
この時も、姑から同じように「仕事を頑張っているあの子のことを大事にしてあげてね」などなど言われていたの
毎回のことでも何度も言われると、まるで旦那の事や家事など、何もしてあげていないみたいな評価を姑にされている気がして、ものすごくイライラするものです。
旦那は必死に「おふくろだって嫌味で言ったんじゃないから」と帰宅の車の中でいうんですけど、そんな言葉では心が落ち着きを取り戻せるわけはありません
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中学生の子供でも気が付いた!姑が息子の嫁に嫌われる祖母の言葉の使い方
そんなやり取りをじっと見ていた息子が父親にこういったんです。
「おばあちゃんも息子を大事にしてほしいなら、自分の息子にも嫁さんも毎日頑張ってるんだから大事にしてあげなさいよって言えばいいんだよ。」
「母さんには、いつも一生懸命やってくれてありがとうて、一言いえばいいだけなんだよ」
急に大人みたいな口のきき方をしだした息子に、旦那はヘラッと笑って自分の部屋にこもってしまったのです。
そんな父親の姿を見て「世の中の嫁姑問題って、ああいう父親のせいなんだな!」
こんなことを言いだすものだから、旦那へのイラついた気持ちよりも、息子が大人になってしまったことに驚きました。
まとめ
中学生で嫁姑問題の原因に気が付いてしまった息子も20代後半
まだまだ結婚の予定はないけど、そのうち結婚したい女性が現れるかもしれません。
自分が嫁姑問題で悩んでも、自分が姑になるとお嫁さんに同じことをしてしまう女性もいるみたいですが、そうはなりたくないものです。
それに、親でも時々うんざりしてしまう『かなりこだわりが強い息子』と将来一緒になりたい女性が現れたのなら、それだけで感謝でございます。
その気持ちを忘れなければ「姑なんか大っ嫌い」が「姑なんか嫌い」くらいで済みそうでしょうかね?
自分が嫌な思いをしてきたことを相手にしなければいいだけのことですが、人付き合いの苦手な私にとって、なかなか嫁と姑の言葉のやり取りって難しそうです・・・