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年金受給開始!61歳からもらうこと決めました。

61歳になり年金受給を開始しました。

本当なら63歳で「特別支給の老齢厚生年金」をもらい、65歳から年金受給を開始しする予定でしたが、繰り上げ需給をすることに決めました。

早くもらえば損、遅くからもらいだせば得とはわかってはいるのですが、どのくらい生きられるかわからないなら早めにもらっちゃえということで決めました。

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年金の繰り上げ需給を決めた理由

私の仕事は定年が65歳ですが、働く気力があれば70歳まで就業が可能な職です。

もともと65歳まではガッツリと働き、それ以降は週20時間以上の勤務をこなしながら年金の受給をする予定でした。

そんな私の計画が壊れたのは、手術後の体力低下が原因です。

仕事を休んでいる間は、傷病手当とがん保険で生活のやりくりはできていました。

入院・自宅での療養を経て仕事に復帰したものの、とんでもなく疲れが残るようになりまして、勤務時間を少なくしてもらうことに

働く時間が短くなれば収入も減ります。

どうにかこうにか生活できるくらいの収入はありますが、人生を楽しむだけの余裕はありません。

術後の検診のたびに、費用もかかかります。

もしかしたらガンが再発するかもしれない、仕事がいつまで続けられるのか、早く死んでしまったら年金がもらえる時期が少なくなり損をするのでは?

とにかくいろいろな悪いことばかりをを考えるようになってしまいました。

早めにもらって、少しでも楽しく生きたいと考え、繰り上げ需給を決めました

関連記事→60代、健康の大切さをひしひしと感じる年になりました

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年金を早くもらいだすことのメリット・デメリット

年金の繰り上げ受給の手続きの際、最初に確認されるのは、繰り上げ受給のデメリットです。

手続きをしてしまう繰り上げ請求の取り消しができなくなるため、ここはしっかりと確認をされます。

年金の繰り上げ受給のデメリット

年金を早くもらいですことの最大のデメリットは受給金額が減ってしまうことです。

繰り上げ受給をすると1ヶ月あたり0.4%年金額が減額されてしまい、その減額率は一生変わりません。

もらえる金額が減るのって悲しいですよね

もらえる年金が減額される以外にも

  • 国民年金の任意加入や、保険料の追納はできなくなる
  • 65歳になるまでは、遺族厚生年金や遺族共済年金などの他の年金と併せて受給できない
  • 寡婦年金は支給されない。寡婦年金を受給中のときは、寡婦年金の権利がなくなる。
  • 事後重症などによる障害基礎(厚生)年金を請求することができない。

このようなデメリットがあります。

詳しい情報については、こちらの日本年金機構の繰り上げ受給のページを読んでください。

繰り上げ受給して後悔したことは?

繰り上げ受給で一番迷ったのは、障害年金の受給ができなくなることでした

私が年金の繰り上げ受給で一番迷ったのは障害年金のことでした。

ガンの治療後、未破裂脳動脈瘤の手術をすることになり、術後に確率が低いものの視力障害などの後遺症が出る恐れがあったため、これは最後まで迷いました。

年金の繰り上げ受給のメリット

61歳でがんの手術、62歳で脳動脈瘤の手術、さらに来年にはもう一つ手術するかもしれない状態の私にとって、必ず入金されるお金というものは大変ありがたいものです。

手術のたびに体力が落ち、仕事も週5から週4に、来年には週3にまで減らす予定の私にとって、年金はこれからの人生に少しで楽しみをくれるお金です。

年金相談で出してもらった試算表によると、損益の分岐点は81歳でしたし、この年齢まで生きられるかどうかがわかりません。

もらえる年金は少なくはなるものの、80歳くらいで逝ってしまうと考えれば繰り上げ受給を選んで正解だったと思います。

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まとめ

年金をいつからもらいだすかは、今現在の生活状況によって人それぞれです。

私の人生設計では67歳までバリバリに働き、年金の繰り下げ需給をする予定でした。

でも残念なことに大きな病気をし、あと何年生きられるのだろうかと考えた時、早く年金をもらって人生を楽しもうと思いました。

私の場合、年金は受給していますが仕事は厚生年金をかけることができる時間で働いているので、微々たるものですが退職後には少しはもらえる年金も増えていきます。

このあたりの計算も年金相談にいくと出してくれますので、もしも迷っている場合には一度相談に行かれるのがいいと思いますよ。