11月になってスーパーでは渋柿も沢山見かけるようになりました。
そんな渋柿の美味しい食べ方といえば干し柿です。
私が住んでいる町は柿の木の畑も多く、甘くって美味しい柿も多いんですが、渋柿も同じぐらい沢山売っているんですよ。
この間、ご近所さんでいただいた柿も半分は甘くって、半分は渋柿。
いただいた柿には当たりはずれも多いものですが、外れたときも美味しくいただく方法があるんです
一口食べて渋柿だったら冷凍庫でシャーベットに
一口食べたら渋かった!!
でも捨てるのももったいない
こんな時には柿の皮を全部むいて、一個ずつラップにくるんで冷凍庫へ入れてしまいます!
2~3日で渋みが抜け、柿のシャーベットが出来上がります。
これを冷凍庫から出して5分ほどしたら食べごろです。
秋のうちに冷凍庫で保存し、我が家では風邪で熱っぽい時、冷たくってビタミンも沢山の柿を食べます。
渋み成分「タンニン」を変化させる方法
柿の渋み成分「タンニン」これは植物の葉っぱなどに含まれるポリフェノールの総称なんですね。
渋柿の中に含まれるタンニンは「可溶性」で、これが口の中で溶けるので渋みを感じるんです。
この渋みを「可溶性」から「不溶性」にしてしまえば、渋みを感じず美味しくいただけるんですよ。
不溶性にするためによく知られてるのが、一番ポピュラーなのは干して渋を抜く方法です。
自宅で干し柿を作らないのなら、もっと簡単に甘くする方法を知りたくなるものです。
干し柿にする以外の処理方法
- ドライアイスを使う
- 35%以上のアルコールで洗う
- 45度のお湯の中に入れる
- リンゴと一緒の袋に入れる
- 冷凍庫に入れる
- 天ぷらにする
けっこう沢山の渋抜きの方法があるもので、天ぷらにしたら甘くなって美味しかったんです
タンニンが沢山含まれる皮は甘みが強い
血圧の上昇を抑えたり、免疫力を上げる成分が沢山含まれる皮部分
捨てるのもったいないですね
砂糖が貴重だった昔は、柿を干したものを砂糖の代わりに使っていました。
皮も甘みが沢山あるから、天然の甘みが好きな方には試してください
渋柿の皮の美味しい利用方法
渋柿の皮を薄くむき、皮を天日干しにしたら準備はOKです。
この干した皮をお漬物を作るときに一緒に入れると甘みがでて美味しいんですよ。
後はカリカリに乾いた皮をミルサーなどで粉にしたら、お菓子作りや、ヨーグルトのトッピング酢の物の甘みにも使えます。
干した柿の皮を粉末をお茶にして飲めば風邪の予防にも効果あるんですよ
柿はヘタも漢方薬で使われるほど優れた栄養価を持つ果物ですから、全部美味しく食べたいものです