丁寧に生きたい

大学生の一人暮らし。生活費と学費以外に親が一番心配したこと

人生の目標

今年の春、無事に息子が大学院を卒業します。

6年間、東京で一人暮らしを続け、すっかり一人暮らしに慣れてしまった息子。

大学院卒業後しばらくは就職しないので、まだまだ金銭面には不安が残りますが、きっとどうにか暮らしていけるでしょう。

親としては、大学の授業料や仕送りなどお金のかかる子供の一人暮らし。

でも、お金の問題よりももっと心配したのは「ぼっち」になってしまうことでした。

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大学から大学院まで、毎月の仕送りはいくら?

勉強

 

東京の私大に通わせ、親元から離れて一人暮らしをさせるのには、かなりのお金が必要です。

授業料・入学料・アパートの家賃に敷金礼金・一人暮らしを始めるための家具家電など、初年度にかかる費用はかなりの金額です。

大学4年間の教育費支払方法

大学4年間の授業料と入学金など初年度にかかる費用は、すべて0歳からコツコツと続けていた学資保険で支払うことができました。

大学4年間の親からの仕送り費

親からの仕送りは毎月の家賃とインターネット・NHKの受信料のみですが、ひと月にすると約¥80,000~85,000はかかります。

大学4年間の一人暮らしの生活費

アルバイト・大学からの給付型奨学金や日本学生支援機構の第二種奨学金

これらで4年間の大学生活を送ることができました。

大学院2年間の教育費支払方法

大学4年間ですべての学資保険は使い切ってしまいました。

大学院の合格発表が来れば、とりあえずの入学金も支払わないといけません。

これに関しては離婚時に子供達の養育費として支払われていましたので、ありがたく使わせていただきました。

授業料全額免除で大学院へ合格したことで、2年間は授業料の支払いはしていません。

大学院2年間の親からの仕送り費

インターネット・NHKの受信料のみです。

大学院2年間の一人暮らしの生活費

アルバイト+日本学生支援機構の奨学金で家賃を含む生活費はどうにかしていたようです。

一年目は第二種奨学金しか利用できませんでしたが、2年目は第一種奨学金を利用できました。

初めての一人暮らし親として何が心配ですか?

子供を自宅から遠く離れた場所で大学に入学させるのは、お金の問題が一番大きいものです。

毎月の仕送りや学費の納期期限が近付くと、毎回胃が痛くなりました。

それでも、どうにか6年間の学生生活が終わろうとしています。

子供が初めての一人暮らしを始めると、

毎日しっかり食べているだろうか?

掃除や洗濯はできているだろうか?など、親として心配することは沢山あります。

「だれも友達が出来なかったらどうしよう」も、親なら誰だって心配することです。

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友達がいない大学生活「ぼっち学生」になったらどうしよう

楽しい

 

東京で一人で暮らせば、自宅で会話をする相手もいません。

それなのに、大学で会話をする相手がいない、バイトも人と接するのが少ない仕事を選んだら、精神的にかなりきついはずです。

どんどんと人の中に入っていける性格なら、大学入学後も新しい友人を作るだろうと心配はしないでしょう。

でも、母親に似て沢山の人と付き合うのが苦手な息子

初めての土地、大学、一人暮らしになじむのが精一杯で、気が付けば一人ぼっちでした・・・

みたいなことを親は心配したのです。

「ぼっち」も決して悪い事ばかりではありませんが、病気になった時や、アパートの鍵を紛失した時など、頼る人間がいないのは悲しすぎます。

「一人は好き」でも「程よく付き合う」を選択した息子

大学生活が始まり暫くは、私も心配して息子にメールを何度もしました。

息子は息子で、料理や奨学金の手続きの問題など、ちょっとしたことでも最初は連絡が入りました。

まあ、1カ月も過ぎると段々とお互い連絡をする回数が減るものですが、友達ができただろうか?誰かと会話しているだろうか?が気になってしかたがありませんでした。

そのうち、「サークルに入った」「彼女ができた」と思い出したように連絡が入り、合宿だ、ゼミだと忙しくしだしたことにホッとしたものです。

一人で過ごす時間が好きな息子が大学生活中に「ぼっち学生」になる確率は、親の目から見ても高かく

  • 一人でじっくり考える時間が欲しい
  • 人の意見や行動に振り回されるのが嫌いだ
  • 外食より家で好きなものを料理し、ゆっくり過ごしたい

こんな性格の息子は、友達に囲まれワイワイと大学生活を楽しむ人たちから見たら、今でも限りなく「ぼっち学生」でしょう。

親が知っている息子は、気に入らなければ他人を自分の世界から締め出すタイプでした。

でも一人になって誰かと会話したい気持ちが大きかったのでしょうか?

今では程よい距離で人と付き合うことを学んだようです。

親元から離れ6年間

コミュニケーション能力に不安があった息子も、それなりに社会に順応することを覚え、学生生活を終えることができそうです。

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